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ゆうゆうかんかん 悠悠閑閑

悠悠閑閑へようこそ! 当ブログはフォーチュンクエストトラパス中心サイトです。 二次小説や日記などがメインの ブログ名のまま、のんびり運営です。 よろしければどうぞ!

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大変お待たせして誠に申し訳ないって感じもしない事もないけどね!v



嘘です。
すみません。
お待たせしました。しぐしゃん。
7777のキリ番を勝手にゲットして、勝手にブログで呟いていらっしゃるのを発見して、リクエストを受け付けさせて頂きました。
ありがとうごじゃります。v

しぐしゃんからのキリリク
パステル・成長したルーミィ・マリーナの恋愛トーク
      気になる奴らのいいことも悪いこともぶっちゃけちゃえ☆


いろいろ設定などに悩んだ結果、学園モノとなりました。
思っていたのと違ったらすみませ~ん!汗
パステル・ルーミィ・マリーナ・クレイ・トラップ・シロちゃんはクラスメイト。
マリーナ・トラップは年子の兄妹設定でございます。
では!

《恋せよ青春!7777hitキリリク》


にぎやかな校内。


日々の本業からついに開放された生徒達の嬉々とした笑い声が響き渡る。
明日からの夏休みに向けて、多くの生徒がチャイムと同時に教室を飛び出していった。
浮かれるなと言うのが無理な話。

暑い夏の日差しが照り付ける教室の一角。
人もまばらになった中、ひとつの机に集まり、思い思いに腰を下ろす女子高生3人。


「クレイ達、本当にどこに行っちゃったんだろうね?」
小麦色の長い髪を高い位置でひとつ、ポニーテールに結んだパステルが不安そうに呟く。
「んー。教室で待ってって言ってたし、そのうち戻ってくると思うよ?」
金髪の髪を低い位置で2本のみつあみにしたマリーナは、「大丈夫だって!」と心配そうなパステルに笑いかけた。
その向かい、机に座って短い足をブラブラさせて遊んでいるシルバーブロンドのルーミィ。
「あついよぉー。アイス食べたぁ       い!」
その意見にパステルとマリーナも頷いた。



彼女達が待っているクレイ、トラップ、シロもクラスメイトで、6人はいつも行動を共にしている。
これから始まる夏休みの予定も、この6人で遊ぶ事にほとんどが占められているほどだ。
傍から見れば3組のカップルのようなのだが・・・・。

6人は口を揃えて、「付き合ってるとかじゃない」そう言うのであった。

ま。
『今はまだ・・・』
が前に付いていないだけかも知れないし、
『今更だし?』
と思っていたり、
約一名は、
『そんなワケないよ』
と、笑い飛ばしてしまう者もいる。
状況はそれぞれだ。

終業式が終わったと同時に飛び出したまま帰ってこない待ち人は・・・未だ来ず。




「もうっ!!シロに絶対イチゴパフェ奢ってもらうんだから!」

ルーミィが暑さにキレた。
可愛い頬を膨らまして不機嫌モード。
たしかに、長いシルバーブロンドの髪が暑そうだった。
「ルーミィ。リボンもう一本残ってるし括ってあげようか?」
鞄から自分とお揃いのピンクのリボンを取り出したパステルの申し出を、ルーミィは笑顔で受けた。
「やったぁー!パステルとおそろいだぁ~!」
さっきまでの不機嫌もどこへやら、花のように愛らしい笑顔にパステルもマリーナもつられて笑顔になる。
「ルーミィのお姫様はシロちゃん限定なのね。」
ふふふ。と笑うマリーナ。
「そ。シロはルーミィの王子様なの!だからルーミィを待たせるならそれなりの代償が必要なの!」

シロとルーミィの付き合いは長い。
家が隣同士で生まれた頃から常に一緒にいるのが当たり前の2人。
ルーミィにとってシロがいないなんて事は考えられないし、ありえない。
そう、この間言ってたっけ。
そして逆もまた然り。なのであった。

「シロちゃんってルーミィをすっごく大切にしてるのが見ていて解るもの。ルーミィのどんな我が儘も答えちゃうもんね!」
パステルが、「いいなぁ~。そう言うのって。」と夢見る。
「シロは何でもかんでも答えてくれないよ?」
パステルに括ってもらい、ずいぶんと涼しくなった首筋を堪能しながらルーミィは呆れ顔で言った。
「シロがダメだと思ったことは、絶対ダメなんだから。」
シロの意外な一面に2人は驚く。
「そうなの?ルーミィにいつも優しいじゃない、シロちゃんって。」
「へぇー。ああ見えて、意外と頑固なのね。」
「普段はどんな事でも大概笑って許してくれるけど、怒らせたら厄介だし、チビのくせに腕相撲強いし!他の女の子には優しいんだからっ!」

・・・・・・・なんだか後半はヤキモチだ。

「日頃大人しい人ほど怒らせると恐いってヤツね。」
マリーナの苦笑にルーミィは矛先を変えた。


「優しいと言えばクレイでしょ?クレイの方が王子様って感じがするけどなー。」
パステルも隣でウンウン頷く。
「そうそう!クレイのあの悩殺スマイルは、免疫のある私たちでも時々クラってくるもん!落ちない女の子はいないよね。」
そう。クレイはモテる。
「優しくって、フェミニストで勉強もスポーツも出来る。そしてあの格好良さ!!言う事ないでしょっ!」
ルーミィの羨望の眼差しを受けながら、マリーナはまたも苦笑した。
「不幸だけどね・・・。」
「「あぁ・・・・」」
何故かいつも貧乏くじを引いてしまうクレイ。
身近な人間には『クレイ=不幸』の図式が定着した今でも、その事実を知らない人間の方が多いのだ。
特に、クレイの周りでキャーキャー騒いでいる女の子ほど、見えていなかったりする。

「私は・・・そう言うクレイ全部を含めて愛しいと思っちゃうんだ・・・。」

ハニカんで照れて笑うマリーナの顔は、恋する乙女の表情だった。
「可っ愛いっ・・・・・・マリーナ!」
聞いているこっちまで照れてしまうセリフに、胸がキュンとする。
「パステルはトラップのこと、どう思ってるの?」
今度はマリーナが矛先を変える番だった。

「ど、ど、どうって・・・!?」
動揺を隠し切れずに思わずドモってしまった。
そんなパステルの反応に、したり顔の2人。
「頼りになる~。とかそう言う事よ?」
意味深な笑みを浮かべながら、マリーナは身を乗り出してきた。
「あ、あぁ!そう言う事ね。んー・・・トラップって私と違って要領がいいから凄いなぁって思う。
それに、なんだかんだ2人でふざけてても、トラップって良く考えてるしさ。日頃いろいろと助けて貰う事も多いし、一緒にいると楽しいもんね。
ありのままの自分でいれるって言うか・・・・
確かにムカつく事もあるけど、なんて言うんだろう・・・・・
気が付くといつも隣にいる人って感じかな?」

(うん。そんな感じ。)
そう一人心の中で再認識するパステルに、
「トラップの事、好きだなぁとか思ったこと無いの?」
ルーミィがさらっと爆弾を踏んだ。
「す、す、す、好きって・・・・!!」
パステルの顔が赤いのは、夏の暑さのせいだけでは決してない。
マリーナも思わずルーミィの勇気に驚いたが、これから始まる夏休みに向けて、何かが始まる予感をひしひしと感じていた。
(兄貴も最近バイト頑張ってるみたいだし?この夏休み、2人の進展が楽しみね!)
一人、そんな事を考えながら。

「だって、パステル自分で言ってるじゃない?尊敬出来る事があって、一緒に居て楽しくってありのままの自分で居られる。そのうえ、いつも一緒に居るんでしょ?
ほら!
それって、トラップの事が好きって事だと思うけどな。
私とシロがそんな関係だもの」

恋愛経験に関しては3人の中で一番熟練のルーミィ。
そんなルーミィの言葉にマリーナは舌を巻いた。
(兄貴の奴・・・バイト代全部、ルーミィのケーキ代に変えるしかないわね・・・)
一方パステルは
「そ、そんな事ないと思うよ?だってトラップと居てドキドキしたことないもん!」
ね!?コレって好きって言わないんじゃない!?
そう言って必死に、自分の脈拍恋愛感を守り通そうとしている。
そんなパステルの反応に、ルーミィはニッコリと笑って言った。


「そう?じゃあトラップに会えばわかるわ。
人を好きになるのに理由なんて、いくら並べても意味が無いもの。
ただ心がね、『好きだ』って教えてくれるのよ?」



夏の太陽の様に、暑く強い恋心。
これから始まる夏休みをどう過ごすかはあなた次第。
6人6様の夏が始まる・・・・


恋せよ青春!!!


END

んで。大変お待たせしたおまけです。
しぐしゃんに捧げます。
ちょっと、だまし絵みたいな箇所が見受けられますが・・・大目に見てやってくださいませ。w
彼らの学校生活、楽しそうですよねー!
35da4f92.jpg



















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