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ゆうゆうかんかん 悠悠閑閑

悠悠閑閑へようこそ! 当ブログはフォーチュンクエストトラパス中心サイトです。 二次小説や日記などがメインの ブログ名のまま、のんびり運営です。 よろしければどうぞ!

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新刊買いましたー。
前巻もまだ読めてませーん。
年末に読みたいと思いまーす。
来週越えれば少し落ち着くと思いたいので(あくまで希望)、半年以上開いてないパソコンを引っ張りだして、近々ブログの拍手コメント機能を下げようと思います。
メールは置いておきます。
また、変更出来ましたら上がって来ますね。

下に携帯のメモ機能に残っていたSSのカケラを置いておきます。
話の前後は無かったので、想像で読んでいただければ・・・!
こんなのがポロポロ残ってるorz
カタチにしてあげたいなぁ。

******

「私、トラップを信じるよ」
「おいっ・・・!?」
驚愕に見開かれた瞳が揺らぐ。私はただ真っ直ぐにトラップを見つめる。
信じる。
信じられるよ。

「私はルーミィを絶対に助ける。だから・・・」
私の言葉はトラップの怒声に遮られた。
「あほかっ!盗賊を簡単に信じるなって、いつも言ってんだろっ!?忘れたのかっ!
簡単に信じるなんて言うんじゃねぇっ!!」
悲しい気持ちと怒りの気持ちがぐちゃぐちゃになった叫びに彼の気持ちが痛いほどわかる。
わかるから、私は笑顔でいられる。
「うん・・・簡単じゃないよ。
盗賊とかそんな事じゃないの。
トラップだから信じるの。
トラップだから信じていられる」

私の決意と覚悟をきちんと受け止めてくれたのだろう、苦渋の決断に更にトラップの顔が辛そうに歪んだ。
ごめんね。
信じるなんて言ってごめん。
辛いよね。
何処にも絶対なんて保障はないもの。
私だって不安で足が震える。
信じると言った自分の心がどんなに弱いか、自分が一番よく知っている。
それでも仲間を信じると言う未来しか私たちには無いように思う。
この仲間だからこそ、大切な仲間を守る為に私は勇気を持ってこの決断が出来るんだ。
「・・・っクソ!」
トラップが悔しそう瞳を閉じた。


「わかった。
ぜってぇ、見つけて迎えにいく!だから迷子になるんじゃねーぞ!!
いや、迷子になっても必ず見つけ出してやる!だからそれまであんまうろちょろすんな!」
覚悟を決めた表情でトラップは真っ直ぐ私を見つめ返した。
「うん!!」
トラップの決断に胸が熱くなる。
ありがとう!!
トラップが手を挙げた。
その手に自分の手のひらを勢い良く重ねる。
ぱちんっ!
いい音が鳴る。
そのまま、互いの手をしっかりと握りあう。
「また、パーティー全員で」
「ああ!猪鹿亭で乾杯だ!」
「うん!」
私もトラップもサヨナラなんて言わなかった。
だってこれは別れじゃないもの。
どちらからとも無く、握った手にもう一度力を込めた。


******
続かないです~

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