忍者ブログ

ゆうゆうかんかん 悠悠閑閑

悠悠閑閑へようこそ! 当ブログはフォーチュンクエストトラパス中心サイトです。 二次小説や日記などがメインの ブログ名のまま、のんびり運営です。 よろしければどうぞ!

2024/11    10« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  »12
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


拍手ありがとうございます~vvvv
お返事はこの企画が終わってからになりますが、必ずお返事させていただきますので!!
どしどし感想など頂けたら嬉しいです。


今日は仕事が休みなので、一日パソ作業をしようと思ってたのに、旦那も休みだそうで・・・・。
なんてこった!!
予定が狂ってしまいました。(汗
パソに触れないじゃん!!
そんな訳でゲームでもしようか。

あ。
そうそうゲームと言えば。
最新のDQを旦那がゲットしてDSを持ってかれてしまいました・・・・。orz
ひどいっ!!
楽しみにしてたのにぃぃぃぃ。
私がDQ(果実)をクリアできるのはいつになるやら。


では本題です。どうぞv

☆パステルを祝う会 PART3☆


《助手席の眠り姫》


のどかな昼下がり。
昼休憩も終わってポカポカ陽気の中をひたすら、ヒポを走らす。

「けっ!相変わらず全滅かよ。」

昼飯を食って満腹のうえ、これだけいい天気の中を何もすることなく座ってるとそりゃ眠くもなるだろう。
仕方ねぇとは思っても一人、寝たくても寝れねぇ状況の俺に対する気配りとかはないのか。


・・・・特にこいつは。


さっきから隣でコクリ。コクリ。と船を漕いでるパステル。

「おい!寝てないだろうな!?」
グラリと頭を傾けたパステルは、肩をビクリとさせた。
「・・・ほへ?ね、寝てないよ!大丈夫!大丈夫!」
・・・・寝てやがったな。
「俺だって昼寝したいのを我慢して運転してんだからな!助手席に座ってるヤツは寝るんじゃねぇ!」
「うぅぅ。寝てないって!ちょっと考え事してただけだから。あはっははは・・・。」
「ったく。バレバレだっつぅの!」
「・・・・やっぱり?」
エヘヘ。と誤魔化し笑いのパステルをチラリと睨んでやる。
「もうすぐズールの森に入るし、そこを抜けたらシルバーリーブに着くんだからもう少し起きてろよ!?」
少しでもこいつと2人だけの時間が欲しいと思いながら。
まぁ・・・後ろにはパーティ全員が漏れなく乗ってるけどな。
全滅だからほっといてやる。

「ふああぁあぁあ・・・。」
返事には大きな欠伸が返ってきた。
「・・・・パステルさん?」
ギロリと再び睨むとアワワと慌てて口を押さえて
「だ、大丈夫!うん。あと少しだもんね。ちゃんと起きてるよ!」
「本当かよっ!?」
思わず突っ込まずにはいられねぇ。
「うぅ・・・。じゃあさ!私が寝ないようになんか話しようよ!しりとりとかは?」
「しりとりぃー?ルーミィじゃあるまいし。しりとりなんかしてどうすんだよ!?」
「あれぇー?ダメ?頭使うしいいと思ったんだけどなぁ・・・。」
俺はルーミィレベルかよ!
「却下!」
「却下って・・・。あ!ズールの森が見えてきたよ。」
前方に大きな森が見えてきた。
「おぉっ!本当だ帰ってきたなぁ。」
「うんうん。ズールの森が見えて来ると帰ってきたって気がするよね!」
「だな。」


「私ね、ズールの森を通るたびにあの頃の事を思い出すんだ。」
「あの頃?」
「うん。ルーミィと出会って、トラップに助けられた時の事。」
「ああぁ!ボロボロの浮浪娘2人がスライムにキャーキャー言ってたやつか。」
けっけっけっ!と意地悪そうに笑ってやる。
案の定、パステルは頬を膨らませて
「浮浪娘って!!・・・まあ、間違ってないけどさ。」
そう言って目の前に迫ってきたズールの森に懐かしそうに目を向けた。
ヒポは止まることなく森の中へと続く道を走り続けていく。


14歳の頃の俺が森の中を歩いている。
クレイと2人で。
ふざけ合いながらまだ先の長いエベリンを目指していた頃。
俺らの修行の旅は始まっていた。
「きゃあぁあぁああっ・・・!!」
あの時俺の耳に聞こえてきた少女の微かな悲鳴。
それがパステル達だった。
思い返せば、よくあの悲鳴を聞き取れたと自分でも思う。
パステル達と出会って一緒に過ごした日々。
笑って、泣いて、ケンカしてまた一緒に笑いあう。
そんな中で俺の中に芽生えた感情。
すべては必然であるかのように・・・・・。


「・・・・なぁ。パステル。俺さ・・・初めてお前を見つけたからきっと・・・・パステル?」
「・・・・くぅー。」
「って!!寝てんのかよっ!!」


コツン!


d65844d9.jpg















「!!!!!!!」

自分の左肩にはキラキラと太陽の光を受けて輝く蜂蜜色のパステルの髪が見えた。

「・・・・ったく!しゃーあねぇなぁ!!」
この森を抜けてシルバーリーブに着くまで貸しといてやるよ!
俺様の大切な左肩をなっ!!


出会って4年・・・・・今もこいつが俺の隣にいる。


END

拍手[0回]

PR
お名前
タイトル
メール(非公開)
URL
文字色
絵文字 Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメント
パスワード   コメント編集に必要です
管理人のみ閲覧

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カウンター

プロフィール

HN:
みい
性別:
女性
<< Back  | HOME Next >>
Copyright ©  -- ゆうゆうかんかん 悠悠閑閑 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]