ゆうゆうかんかん 悠悠閑閑
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《癒えぬ傷跡》
俺らは冒険者なんだ。
冒険中、怪我する事だって時には命を落としちまう事もある。
そう言う世界で生きてんだから怪我の一つや二つ、一々気にしてなんかいられねぇ。
冒険者っつー仕事している以上覚悟の上だろ?
怪我しちまっても、いつかは治る。
・・・・・・けど・・・・・・
傷跡は残るんだ。
あいつの傷は癒えて今は痛みも感じねぇんだろうが、俺の心はずっと痛いまま。
あの時の事を思い出すたび、あいつの傷跡が視界に入るたびに俺の胸の奥が癒えない古い傷のようにツキンと痛む。
あの時、俺はただ見ているしか出来なかった。
目の前の壁を叩き壊す力も。
傍であいつと共に戦う事も。
俺が出来た事・・・・。
それは、ただひたすら馬鹿みてぇにあいつの名前を叫ぶ事だけだった。
もしも・・・・・あの時クレイが居なかったら?
もし、シドの剣がなかったら・・・・?
考え出したらキリのねぇ不安が胸をよぎってく。
あの時パステルを攻撃したのはモルモ村のデュムリュムだが、真犯人は間違いなくあいつ。
『闇の行商人』
無意識にギリッと奥歯をかみ締めて、新月の暗闇と見えない敵を睨み付ける。
あいつだけは、この手で倒さなきゃ気がすまねぇ!!
でも倒す為には、今のままじゃ到底勝てやしないだろう。
俺が戦闘向きじゃねぇことは自分が一番分かってる。
今更俺が剣の特訓をした所で、付け焼刃くらいにしかならない。
それなら、俺が持ってるスキルを強化するのが妥当だろう。
盗賊としてのスキル、飛び道具の命中の良さ、そして僅かにある魔力。
自分の手のひらをしばらくじっと見つめた後、ギュッと握る。
この決意を放す事の無い様に、と。
俺は・・・・・
大切なものをちゃんと守れる様にもっと強くならなきゃいけねぇっ!
次は、『もしも・・・』なんてあめぇ世界じゃないかも知れねぇから。
もっと強く!!
ただ見ているだけなんて、もう真っ平ゴメンだ!
「トン!トン!」
いきなり物音がして我に返った。
自分の手を見ると爪がめり込んで外は真っ白、中は真っ赤になっていた。
「トラップー?起きてるんでしょ?」
俺の心とは正反対な、平和で呑気そう・・・いや実際呑気な声が聞こえて、握り締めた拳を少し緩める。
「・・・・なんだよ。」
ガチャっと音がして扉が開くと、ひょこりとパステルの呑気な顔が覗いた。
が、すぐにその顔が怪訝そうに歪む。
「明かりも付けないでどうしたの?」
パステルは急な暗闇に目が慣れてないのか、キョロキョロと視界を動かして俺を探している。
ふと、窓に浮かんだ影を見つけたんだろう。
暗闇の中でパステルと目が合った。
「・・・・出窓に座ってるの?トラップ、どうかしたの?」
心配そうな声が届く。
「別に?なんでもねぇよ。」
敢えて明るめに返事を返したが、俺の言葉を信じるつもりがねぇのか足元を確かめながら、ゆっくりと近づいてきた。
「こんな真っ暗に一人で、なんでもねぇは無いでしょう?」
ため息を一つ落として俺の正面に立ったパステルの顔は心配そうだった。
「明かり、付けなくっていい?」
無遠慮に明かりを付けるんじゃなくって、俺の意を汲んでくれたパステルの気持ちが嬉しかった。
「・・・・ああ。」
「そっか。」
それだけ言うと、俺の横にちょこんと腰を下ろした。
そのままパステルが部屋を出て行くと思っていた俺は少し驚いた。
「何か用か?」
俺がそう聞くとパステルは、ポン!と手を叩いて
「あ!そうだった!あのねさっきお風呂に入ったらさ、コレ、洗面所に忘れてたからさ。」
と、ずいっ!と右手をグーにして俺の前に突き出した。
「???」
条件反射でパステルの握り締めた右手の下に、自分の手をパーに開く。
ポトン。
俺の手のひらに落ちてきたのは、カイラニの町で買ったドラゴンのレリーフの付いたあの、ネックレスだった。
「あー、忘れてたのか。サンキュー。」
お礼を言って顔上げると、暗闇にパステルの手の甲が浮かんでいて・・・・。
ツキン!
(あっ・・・・)
声には出さなかったが、思わず唇が言葉を形作っていた。
「どうしたの?」
パステルは自分の手の甲に何かあるの?と覗きこむ。
「何?何か付いてた??」
不思議そうに眺めているパステル。
「・・・・わりぃ。」
突然謝った俺を、さらに不思議そうに見つめていて。
「・・・・何?突然どうしたの?トラップ変だよ、さっきから。」
「傷、残っちまったな。」
ポツリと漏らした俺の言葉を聞いて、パステルは「何の事?」と首を傾げてる。
改めて自分の手の甲を見つめて、やっと分かったらしい。
「あぁ!もしかして、この火傷の痕の事?」
ツキン・・・!
「ああ。」
俺の心は相変わらず痛むが、パステルの表情は晴れやかだった。
「大丈夫だよ!トラップ。」
にっこりと、一点の曇りも無い笑顔で続ける。
「そりゃあ傷跡は一生残るかもしれないけど、今はちっとも痛まないし・・・・・何より、私が冒険者として生きてた証みたいじゃない?」
そう言って自分の台詞に照れたのか、『えへへー』と締まりのない顔で笑う。
こいつは・・・・・。
何処までも平和と言うか、呑気と言うか・・・・
前向きな奴なんだ。
今まで凍えて硬くなっていた俺の心は、その一言に溶かされていく。
それと同時に、強張った表情も握り締めたままだった俺の手のひらにも、いつもの温かさが戻ってきた。
こいつの温もりが伝染ったみたいに。
「クレイやノルたちに比べたらこんな傷、どうって事無いよ?それにあの時トラップ、一番に私の所に駆けつけてくれたじゃない?ちゃんとお礼言ってなかったよね。
嬉しかったよトラップ!ありがとう!!」
そう、ずっとニコニコしたまま俺の手を優しく、でも心強くしっかりと握り締めたパステルの瞳は真っ直ぐだった。
強い心だと思った。
それは俺には絶対真似の出来ねぇ、しなやかな強さだった。
俺が惚れた瞳。
笑顔。
想い。
パステル・G・キングのすべて。
ははっ!敵わねぇ。
思わず、
「くっくっく!」
と、笑いが零れる。
突然笑い出した俺をキョトンと見つめるパステルの顔を見てると、いつもの悪戯心に火がついた。
握り締められてた手で、反対にパステルの華奢な手を握り締めてやる。
「な・・・何?」
パステルの第六感が何かを感じたのか、後ずさりをするパステル。
でも。
逃がすつもりねぇ。
放さねぇよこの手は、一生な。
「パステル・・・・今後冒険で大きな傷を負うことがあるかも知れねぇよな?」
神妙な顔をした俺を見て、
「う、うん・・・?」
目の前のパステルも神妙な面持ちで頷く。
握り締めたままのパステルの手の甲に、俺の唇を落とす。
チュッ。
そんな効果音がして、パステルの顔が一気に真っ赤になっていく。
このキスは俺をまた惚れさせてくれたお礼のつもり。
「でも、俺がそんなことさせねぇよ。」
「へ・・・・?どういう・・・・?」
パステルの大きなはしばみの瞳が、さらに大きく見開かれる。
「一生、俺がパステルの事を護るって事だ。」
「なんだか、それって・・・プロポーズみたいだよ?トラップ?」
おぉ!?珍しく分かってんじゃん。
そのままパステルをぐいっと自分の方へ引っ張って、抱きしめる。
すると、パステルの風呂上りの石鹸の香りに、俺の何かがグラリと揺れた。
やべっ!!!!!
そういや、こいつ風呂入る時に洗面所でネックレスを見つけたんだった!!
今更後悔してもおせぇ・・・・。
悪戯を仕掛ける所か、俺の方がこいつの甘い罠にはまりそうで・・・・。
頭の中でもう一人の俺が警告を鳴らしてる。
「ト、トラップー!!??」
俺の腕の中でジタバタもがくパステルの香りに更に酔ってしまったのか、俺の思考回路はショート寸前だ。
やべぇ・・・
本気でやばい!!
ぐいっ!とパステルを引き離すと、上気したいつもは白い頬と上目遣いに潤んだ瞳が飛び込んできた。
ばっ!!!
だから、やべぇって言ってんだろーがっ!!!
いろいろ限界に陥った俺は、パステルを置いて部屋を飛び出した。
部屋の前でクレイとぶつかったが、そんなの気にしてる暇はない。
冷静になれ!!
そう心の中で叫びながら家も飛び出して・・・・。
「なんだぁ?トラップの奴顔真っ赤だったけど、何があったんだ?」
そう言って自分の部屋を開けたクレイは、更に不可思議な光景を目にした。
「え・・・・?パステル??こんなくらい部屋で何してるんだ?」
クレイの疑問はもっともで・・・パステルは返事に困ってしまった。
「え・・・っとー。な、何でもないよー?」
あはっ。あははー。と乾いた不自然な笑いを残してパステルは部屋を出て行った。
「???なんなんだぁ?一体・・・?」
そうぼやいた彼の背後から声がした。
「いやいやー。トラップもまだまだですねー。ぎゃっはっはっはっは!!!」
続編
俺らは冒険者なんだ。
冒険中、怪我する事だって時には命を落としちまう事もある。
そう言う世界で生きてんだから怪我の一つや二つ、一々気にしてなんかいられねぇ。
冒険者っつー仕事している以上覚悟の上だろ?
怪我しちまっても、いつかは治る。
・・・・・・けど・・・・・・
傷跡は残るんだ。
あいつの傷は癒えて今は痛みも感じねぇんだろうが、俺の心はずっと痛いまま。
あの時の事を思い出すたび、あいつの傷跡が視界に入るたびに俺の胸の奥が癒えない古い傷のようにツキンと痛む。
あの時、俺はただ見ているしか出来なかった。
目の前の壁を叩き壊す力も。
傍であいつと共に戦う事も。
俺が出来た事・・・・。
それは、ただひたすら馬鹿みてぇにあいつの名前を叫ぶ事だけだった。
もしも・・・・・あの時クレイが居なかったら?
もし、シドの剣がなかったら・・・・?
考え出したらキリのねぇ不安が胸をよぎってく。
あの時パステルを攻撃したのはモルモ村のデュムリュムだが、真犯人は間違いなくあいつ。
『闇の行商人』
無意識にギリッと奥歯をかみ締めて、新月の暗闇と見えない敵を睨み付ける。
あいつだけは、この手で倒さなきゃ気がすまねぇ!!
でも倒す為には、今のままじゃ到底勝てやしないだろう。
俺が戦闘向きじゃねぇことは自分が一番分かってる。
今更俺が剣の特訓をした所で、付け焼刃くらいにしかならない。
それなら、俺が持ってるスキルを強化するのが妥当だろう。
盗賊としてのスキル、飛び道具の命中の良さ、そして僅かにある魔力。
自分の手のひらをしばらくじっと見つめた後、ギュッと握る。
この決意を放す事の無い様に、と。
俺は・・・・・
大切なものをちゃんと守れる様にもっと強くならなきゃいけねぇっ!
次は、『もしも・・・』なんてあめぇ世界じゃないかも知れねぇから。
もっと強く!!
ただ見ているだけなんて、もう真っ平ゴメンだ!
「トン!トン!」
いきなり物音がして我に返った。
自分の手を見ると爪がめり込んで外は真っ白、中は真っ赤になっていた。
「トラップー?起きてるんでしょ?」
俺の心とは正反対な、平和で呑気そう・・・いや実際呑気な声が聞こえて、握り締めた拳を少し緩める。
「・・・・なんだよ。」
ガチャっと音がして扉が開くと、ひょこりとパステルの呑気な顔が覗いた。
が、すぐにその顔が怪訝そうに歪む。
「明かりも付けないでどうしたの?」
パステルは急な暗闇に目が慣れてないのか、キョロキョロと視界を動かして俺を探している。
ふと、窓に浮かんだ影を見つけたんだろう。
暗闇の中でパステルと目が合った。
「・・・・出窓に座ってるの?トラップ、どうかしたの?」
心配そうな声が届く。
「別に?なんでもねぇよ。」
敢えて明るめに返事を返したが、俺の言葉を信じるつもりがねぇのか足元を確かめながら、ゆっくりと近づいてきた。
「こんな真っ暗に一人で、なんでもねぇは無いでしょう?」
ため息を一つ落として俺の正面に立ったパステルの顔は心配そうだった。
「明かり、付けなくっていい?」
無遠慮に明かりを付けるんじゃなくって、俺の意を汲んでくれたパステルの気持ちが嬉しかった。
「・・・・ああ。」
「そっか。」
それだけ言うと、俺の横にちょこんと腰を下ろした。
そのままパステルが部屋を出て行くと思っていた俺は少し驚いた。
「何か用か?」
俺がそう聞くとパステルは、ポン!と手を叩いて
「あ!そうだった!あのねさっきお風呂に入ったらさ、コレ、洗面所に忘れてたからさ。」
と、ずいっ!と右手をグーにして俺の前に突き出した。
「???」
条件反射でパステルの握り締めた右手の下に、自分の手をパーに開く。
ポトン。
俺の手のひらに落ちてきたのは、カイラニの町で買ったドラゴンのレリーフの付いたあの、ネックレスだった。
「あー、忘れてたのか。サンキュー。」
お礼を言って顔上げると、暗闇にパステルの手の甲が浮かんでいて・・・・。
ツキン!
(あっ・・・・)
声には出さなかったが、思わず唇が言葉を形作っていた。
「どうしたの?」
パステルは自分の手の甲に何かあるの?と覗きこむ。
「何?何か付いてた??」
不思議そうに眺めているパステル。
「・・・・わりぃ。」
突然謝った俺を、さらに不思議そうに見つめていて。
「・・・・何?突然どうしたの?トラップ変だよ、さっきから。」
「傷、残っちまったな。」
ポツリと漏らした俺の言葉を聞いて、パステルは「何の事?」と首を傾げてる。
改めて自分の手の甲を見つめて、やっと分かったらしい。
「あぁ!もしかして、この火傷の痕の事?」
ツキン・・・!
「ああ。」
俺の心は相変わらず痛むが、パステルの表情は晴れやかだった。
「大丈夫だよ!トラップ。」
にっこりと、一点の曇りも無い笑顔で続ける。
「そりゃあ傷跡は一生残るかもしれないけど、今はちっとも痛まないし・・・・・何より、私が冒険者として生きてた証みたいじゃない?」
そう言って自分の台詞に照れたのか、『えへへー』と締まりのない顔で笑う。
こいつは・・・・・。
何処までも平和と言うか、呑気と言うか・・・・
前向きな奴なんだ。
今まで凍えて硬くなっていた俺の心は、その一言に溶かされていく。
それと同時に、強張った表情も握り締めたままだった俺の手のひらにも、いつもの温かさが戻ってきた。
こいつの温もりが伝染ったみたいに。
「クレイやノルたちに比べたらこんな傷、どうって事無いよ?それにあの時トラップ、一番に私の所に駆けつけてくれたじゃない?ちゃんとお礼言ってなかったよね。
嬉しかったよトラップ!ありがとう!!」
そう、ずっとニコニコしたまま俺の手を優しく、でも心強くしっかりと握り締めたパステルの瞳は真っ直ぐだった。
強い心だと思った。
それは俺には絶対真似の出来ねぇ、しなやかな強さだった。
俺が惚れた瞳。
笑顔。
想い。
パステル・G・キングのすべて。
ははっ!敵わねぇ。
思わず、
「くっくっく!」
と、笑いが零れる。
突然笑い出した俺をキョトンと見つめるパステルの顔を見てると、いつもの悪戯心に火がついた。
握り締められてた手で、反対にパステルの華奢な手を握り締めてやる。
「な・・・何?」
パステルの第六感が何かを感じたのか、後ずさりをするパステル。
でも。
逃がすつもりねぇ。
放さねぇよこの手は、一生な。
「パステル・・・・今後冒険で大きな傷を負うことがあるかも知れねぇよな?」
神妙な顔をした俺を見て、
「う、うん・・・?」
目の前のパステルも神妙な面持ちで頷く。
握り締めたままのパステルの手の甲に、俺の唇を落とす。
チュッ。
そんな効果音がして、パステルの顔が一気に真っ赤になっていく。
このキスは俺をまた惚れさせてくれたお礼のつもり。
「でも、俺がそんなことさせねぇよ。」
「へ・・・・?どういう・・・・?」
パステルの大きなはしばみの瞳が、さらに大きく見開かれる。
「一生、俺がパステルの事を護るって事だ。」
「なんだか、それって・・・プロポーズみたいだよ?トラップ?」
おぉ!?珍しく分かってんじゃん。
そのままパステルをぐいっと自分の方へ引っ張って、抱きしめる。
すると、パステルの風呂上りの石鹸の香りに、俺の何かがグラリと揺れた。
やべっ!!!!!
そういや、こいつ風呂入る時に洗面所でネックレスを見つけたんだった!!
今更後悔してもおせぇ・・・・。
悪戯を仕掛ける所か、俺の方がこいつの甘い罠にはまりそうで・・・・。
頭の中でもう一人の俺が警告を鳴らしてる。
「ト、トラップー!!??」
俺の腕の中でジタバタもがくパステルの香りに更に酔ってしまったのか、俺の思考回路はショート寸前だ。
やべぇ・・・
本気でやばい!!
ぐいっ!とパステルを引き離すと、上気したいつもは白い頬と上目遣いに潤んだ瞳が飛び込んできた。
ばっ!!!
だから、やべぇって言ってんだろーがっ!!!
いろいろ限界に陥った俺は、パステルを置いて部屋を飛び出した。
部屋の前でクレイとぶつかったが、そんなの気にしてる暇はない。
冷静になれ!!
そう心の中で叫びながら家も飛び出して・・・・。
「なんだぁ?トラップの奴顔真っ赤だったけど、何があったんだ?」
そう言って自分の部屋を開けたクレイは、更に不可思議な光景を目にした。
「え・・・・?パステル??こんなくらい部屋で何してるんだ?」
クレイの疑問はもっともで・・・パステルは返事に困ってしまった。
「え・・・っとー。な、何でもないよー?」
あはっ。あははー。と乾いた不自然な笑いを残してパステルは部屋を出て行った。
「???なんなんだぁ?一体・・・?」
そうぼやいた彼の背後から声がした。
「いやいやー。トラップもまだまだですねー。ぎゃっはっはっはっは!!!」
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