ゆうゆうかんかん 悠悠閑閑
悠悠閑閑へようこそ! 当ブログはフォーチュンクエストトラパス中心サイトです。 二次小説や日記などがメインの ブログ名のまま、のんびり運営です。 よろしければどうぞ!
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
前回のお礼ミニ小説で、最後を甘めに仕上げたのが良かったのか、みいは少し満足です。
プリンは無かったけど、キャラメルが一個あった!って感じです。(だから、わからんて。
今回は突如出来た二次小説です。
ピザ作りの日記を書いているはずが、いつの間にかトラパスになってたよ。笑
甘いですよ!(ニヤリ☆
《真夜中の散歩》
満月の月明かりの中に伸びる、2人の影。
時間は夜中になっていた。さすがに、こんな時間に散歩している人はいない。
私とトラップは、お互いが聞き取れるくらいの大きさの声でしゃべっていた。だって時間が時間だからね。
村の中を抜けて村の外に出る。私はトラップに連れられて、小高い丘に来た。
「すっごーい!月が綺麗だし、明るいね。」
そう言って私が腰を下ろすと、トラップも隣に座った。
「ん。・・・そうだな。・・・・。」
カンテラを持たずに出た私たちだったけど、お互いの顔くらいははっきり見える。そんな月明かり。
普段こんな時間に外に出ないでしょう?しかもトラップも一緒だから迷子の心配もないしね。あははっ。
私はすっごく楽しくって、ニコニコしっぱなし。さっきからいろいろトラップに話しかけるんだけど、・・・なんだかトラップってば変。
やけに口数が少ない。
「どうしたの?トラップ。具合悪いの?」
さっきまでは普通だったのに、一体どうしたんだろう?急に心配になってきた。
「なんでもねーよ。」
「本当に?しんどかったら、家に帰ってもいいよ?」
私が聞いても「大丈夫だから。」の一点張りだし・・・。
うーん。ま、いっか。本当にどこか悪かったら彼の事だ、ちゃんと言うだろう。
私は気を取り直して、改めて満月の夜空を見上げる。
夜空の中で満月の存在は、かなり大きく見えた。そう言えばキットンが、「今夜は十五夜ですね。」って言ってた気がする。
ぼーっと月を見上げてる私のほっぺたに、突然何かが触れた。
びっくりして振り向くと、トラップがこっちを見つめている。つまり私のほっぺに触れているものは、トラップの長くて綺麗な指だった。
「??トラップ・・・?」
どうしたんだろう。やっぱりトラップ、変だよね。
「・・・おめぇ、俺がこの前言った事、全然解ってねぇな。」
いきなりそんな事を言われても、なにがなんだかさっぱり解らない。
「この前・・・?」
首をかしげて考える。はて、何の事?
そんな私を見て深いため息をついたかと思うと、伸ばしたままの手をあごまで下げて、
「俺はちゃんと忠告した。忘れたおめぇが悪い。」
そう言ったかと思うと、トラップの顔がだんだん近づいてくる。
「トラ・・・?」
どうしてトラップの顔がこんなに近いんだろう・・・。
「キスしてもいいか?」
どきんっ!!
顔がボッと一気に熱くなる。
「なっ!?キス・・・って!?」
今トラップ、私に「キスしてもいいか?」って聞いたのよね!?私の聞き間違い・・・じゃないよね?
頭の中でトラップのセリフをリフレインする度に、どんどん体が熱くなる。
「イエスか、ノーか。5秒以内に返事。」
月明かりに照らされたトラップの顔は、かっこよかった。
私、トラップとキスするの?
まっすぐに私を見つめてくるトラップの瞳を見つめ返して、私の中から湧き上がった素直な感情。
トラップとキスしたい。
そう思った瞬間、目を閉じた。
「時間切れ。」
ふっ、と息がかかったかと思うと、次の瞬間には唇が触れていた。
あぁ。心が通ったキスってすっごく幸せなんだ。
触れた時と同じくらいの優しさで離れていった唇。
目を開けると少し不安そうなトラップの顔があった。
「大丈夫。私も同じだから。」
そう言ってにっこり笑うと、今度はさっきよりもトラップの感情が強く流れてくるキスだった。
私の中からも強く溢れ出てくるこの感情はきっと、特別な『愛しさ』なんだろう。
空に浮かんだ満月は静かに、沈み始めていた。
おしまい。
あれ?R指定ひっかかりませんよね?(汗
最初はピザ話だったんですよ。本当に!でも気が付いたら、ラブラブあまあまトラパスになってるし!
みいはびっくりです。笑
パステルには好きな人に触れたり、触れられたりした時に自分じゃ止められない、『溢れ出てくる愛しさ。』を体感してもらいたかったんです・・・けど。難しいなー。
伝わったでしょうか?ドキドキ
プリンは無かったけど、キャラメルが一個あった!って感じです。(だから、わからんて。
今回は突如出来た二次小説です。
ピザ作りの日記を書いているはずが、いつの間にかトラパスになってたよ。笑
甘いですよ!(ニヤリ☆
《真夜中の散歩》
満月の月明かりの中に伸びる、2人の影。
時間は夜中になっていた。さすがに、こんな時間に散歩している人はいない。
私とトラップは、お互いが聞き取れるくらいの大きさの声でしゃべっていた。だって時間が時間だからね。
村の中を抜けて村の外に出る。私はトラップに連れられて、小高い丘に来た。
「すっごーい!月が綺麗だし、明るいね。」
そう言って私が腰を下ろすと、トラップも隣に座った。
「ん。・・・そうだな。・・・・。」
カンテラを持たずに出た私たちだったけど、お互いの顔くらいははっきり見える。そんな月明かり。
普段こんな時間に外に出ないでしょう?しかもトラップも一緒だから迷子の心配もないしね。あははっ。
私はすっごく楽しくって、ニコニコしっぱなし。さっきからいろいろトラップに話しかけるんだけど、・・・なんだかトラップってば変。
やけに口数が少ない。
「どうしたの?トラップ。具合悪いの?」
さっきまでは普通だったのに、一体どうしたんだろう?急に心配になってきた。
「なんでもねーよ。」
「本当に?しんどかったら、家に帰ってもいいよ?」
私が聞いても「大丈夫だから。」の一点張りだし・・・。
うーん。ま、いっか。本当にどこか悪かったら彼の事だ、ちゃんと言うだろう。
私は気を取り直して、改めて満月の夜空を見上げる。
夜空の中で満月の存在は、かなり大きく見えた。そう言えばキットンが、「今夜は十五夜ですね。」って言ってた気がする。
ぼーっと月を見上げてる私のほっぺたに、突然何かが触れた。
びっくりして振り向くと、トラップがこっちを見つめている。つまり私のほっぺに触れているものは、トラップの長くて綺麗な指だった。
「??トラップ・・・?」
どうしたんだろう。やっぱりトラップ、変だよね。
「・・・おめぇ、俺がこの前言った事、全然解ってねぇな。」
いきなりそんな事を言われても、なにがなんだかさっぱり解らない。
「この前・・・?」
首をかしげて考える。はて、何の事?
そんな私を見て深いため息をついたかと思うと、伸ばしたままの手をあごまで下げて、
「俺はちゃんと忠告した。忘れたおめぇが悪い。」
そう言ったかと思うと、トラップの顔がだんだん近づいてくる。
「トラ・・・?」
どうしてトラップの顔がこんなに近いんだろう・・・。
「キスしてもいいか?」
どきんっ!!
顔がボッと一気に熱くなる。
「なっ!?キス・・・って!?」
今トラップ、私に「キスしてもいいか?」って聞いたのよね!?私の聞き間違い・・・じゃないよね?
頭の中でトラップのセリフをリフレインする度に、どんどん体が熱くなる。
「イエスか、ノーか。5秒以内に返事。」
月明かりに照らされたトラップの顔は、かっこよかった。
私、トラップとキスするの?
まっすぐに私を見つめてくるトラップの瞳を見つめ返して、私の中から湧き上がった素直な感情。
トラップとキスしたい。
そう思った瞬間、目を閉じた。
「時間切れ。」
ふっ、と息がかかったかと思うと、次の瞬間には唇が触れていた。
あぁ。心が通ったキスってすっごく幸せなんだ。
触れた時と同じくらいの優しさで離れていった唇。
目を開けると少し不安そうなトラップの顔があった。
「大丈夫。私も同じだから。」
そう言ってにっこり笑うと、今度はさっきよりもトラップの感情が強く流れてくるキスだった。
私の中からも強く溢れ出てくるこの感情はきっと、特別な『愛しさ』なんだろう。
空に浮かんだ満月は静かに、沈み始めていた。
おしまい。
あれ?R指定ひっかかりませんよね?(汗
最初はピザ話だったんですよ。本当に!でも気が付いたら、ラブラブあまあまトラパスになってるし!
みいはびっくりです。笑
パステルには好きな人に触れたり、触れられたりした時に自分じゃ止められない、『溢れ出てくる愛しさ。』を体感してもらいたかったんです・・・けど。難しいなー。
伝わったでしょうか?ドキドキ
PR